R.I.P Keith Emerson2016年03月12日

R.I.P Keith Emerson
今年になってから、偉大なミュージシャンの訃報が続きます。
デビッド・ボウイ、グレン・フライ、モーリス・ホワイト、そしてキース・エマーソン。
私が中・高校生の頃に、すでに第一線で活躍していた方々です。

キース・エマーソン、グレック・レイク、カール・パーマーの3人のバンド「ELP」は、
シンセサイザーという楽器をかなり初期の段階で取り入れたバンドでした。
当時のシンセサイザーは「モノフォニック」、単音しか出ないもので、
プリセットされた音源など無く、ノイズや正弦波に複雑な信号処理をして
演奏に使える音色に仕立て上げなければいけないものでした。
ステージでは、積まれた複数台のキーボードに囲まれて演奏するという独特なパフォーマンスを見せてくれました。

その楽曲は、3人で演奏しているとは思えないような厚い音が特徴で、
ジャンルとしてはプログレッシブ・ロックと呼ばれています。
「ELP」のルーツはクラシック音楽に有ったようで、
「展覧会の絵」をアレンジしたライブアルバムを作成したり、
2枚組アルバム「WORKS」の1枚目のA面はまるまるピアノ協奏曲だったり
ともかく、他のバンドとは違っていました。

メンバが別々の活動を始め、1980年以降はバンドとしては休止状態でしたが、
何度か再結成(再集結)をしているようです。
そのライブ映像はCSのMUSIC AIRチャンネルで時折見ることができます。

ともかく、立て続けの訃報にふれ、「素晴らしい楽曲をありがとう」の言葉しか出てきません。

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