R.I.P ジャック・ヒギンズ2022年04月12日

出会ったのは高校を卒業するぐらいの頃だったかな。
テレビで放映された映画「鷲は舞い降りた」だった。
敵の敵は味方、英国を敵視するIRAの戦士が、英国の敵ナチスドイツと手を組んでチャーチルを誘拐する物語。
「俺はあんたと同じイギリス人だが、違う側の人間なのだよ」最初は意味が分からなかったけど。

その後は既刊を読破し、新刊が翻訳されるのを待ちわびて、
最近はやりの言葉で言えば、「ちむどんどん」しながら読んでいったわけだ。
おかげで、だいぶ偏った近代史の知識が付いてしまったかな。
マルビナス諸島がどこかわかる人は少ないだろう。

たぶん平成19年に発行された「報復の鉄路」が日本語訳された最後の本ではないかな。
今更新刊が出るとは思っていなかったけれども、
今やこのほとんどの作品が廃刊になっているのは寂しいものだ。
もう一回、すべてを最初から読み直してみたいのだが、
昭和の時代の文庫本は字が小さすぎる。


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