訃報 ジェイムズ・P・ホーガン2010年07月14日

SF作家、ジェイムス・P・ホーガン氏の訃報が届きました。
ファンタジーではない、科学理論を全面に出したハードSFと呼ばれる小説を書いていました。
新聞には"1977年のデビュー作「星を継ぐもの」が日本でベストセラーになった"と記載されていますが、当時の状況を私は知りません。
SFといえば、アーサー・C・クラークの Space Odyssey シリーズは映画の影響もあって全て読んでいますが、その他は、ロバート・A・ハインラインやアイザック・アシモフといった著名な作家であっても手を伸ばすことはありませんでした。
「星を継ぐもの」を読んだのは5年ほど前、たまたま読む本を探して書店の文庫コーナを見ていた時に平積みで推薦書となっていて、なぜか手に取ってしまいました。
「星を継ぐもの」は「ガニメデの優しい巨人」「巨人たちの星」と続く3部作の始まりとなる小説で、
"月の洞窟で発見された宇宙服を着たミイラは死後5万年を経過していた"というエピソードから地球や人類の起源を探していく超大作です。
象より巨大な恐竜が地球の重力下で走りまわれた理由は?
人間の寿命が100年に満たない理由は?
人間の文明が18世紀以降急激に進化した理由は?
ジェイムス・P・ホーガン独特の科学理論が展開されます。

とはいえ、SFは読んでいて疲れます。
「50億光年離れた星から地球を見たら、そこには地球は存在しない」ことは理屈で説明がつくから理解できるのですが、
現実には存在しない・あり得ないもの、例えば宇宙船や異星人・未来の優れた構造物などは、どんなに細かく描写されても見えてきません。
頭の体操、想像力の回復には最適かもしれません。

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