多摩川・兵庫島2018年08月15日

多摩川・兵庫島
今日は砧公園から岡本・二子玉川まで散歩。
風が吹いているせいか、広がる雲も秋の感じでした。

兵庫島のこの風景を見て50年ほど前のことを思い出しました。
その頃、この多摩川はとても汚い川でした。
においもあるし、ゴミだらけ。
今ほど規制がされていない洗剤のせいで泡立っていて、
魚がお腹を上にして浮いているのは普通のことでした。
とても川の中に入ることができるような場所ではなかったのです。

小学校4年生の時、多摩川を上流に辿ると鳩ノ巣渓谷のような綺麗な場所があるのに、
なんでこんなに汚れてしまうのか、皆で学習をしました。
そして、源流で捨てられた空き缶が河口まで流れていく中で
その多摩川の変化を見ると言う「149キロメートルの旅」という劇で発表しました。

その時に知った「子供の頃には、夏になるとこの辺で泳いでいた」という話に驚いたものです。
ですが、50年近くたった今、再び泳げる場所になったんですね。

横浜在住の人が「昔は氷川丸のところで泳げたんですよ」と言っていたことも思い出しました。
今も一般の人は泳ぐことはできないのかな?
でもトライアスロンという競技で泳げる場所になっています。

どう感じるかは人それぞれでしょう、私は50年でここまで出来るんだと思っています。
あの時、50年後に、この場所で泳ぐことができるようになるなんて誰も思えなかったろうな。

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